【オーガニック生活】食事から始める!

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現代の日本では、様々な食品が流通しています。

大量生産での食品が主流になっており、加工の段階であらゆる安い原材料が使われ、本物に似せた食品が当たり前のように食卓に並んでいます。

例えば、コンビニなどで売られているお弁当やスーパーに並ぶお惣菜。
色・味・見た目・保存性などを良くするために「香料・着色料・保存料」などの多くの添加物が含まれてる可能性があります。その数は、お弁当のおかず1品につき約20種類~30種類、お弁当全体で150~200種類と言われています。

有機栽培・自然食品などにこだわり、普段の生活からナチュラルなものを取り入れている方はどのくらいいるでしょうか。

オーガニックと聞けば、「健康によさそう」とは思う方は多くいると思いますが、それが環境問題や動物の飼育状況の改善に関わる事はあまり知られていません。

この記事では、少しでも多くの人に、オーガニックの本当の意味を理解していただけるようお伝えしていきたと思います。

オーガニックとは?

有機農産物のことです。「有機」は生物体構成物質を意味するため、化学物質である農薬、化学肥料を使用する現代農業に対してそれらを排除し環境に配慮するということから、「オーガニック(有機)」という語を使用するようになりました。

オーガニックの目的

食品の安全性ばかりに目が向きがちですが、それは結果の話です。その過程においては、農薬や化学肥料だけでなく、遺伝子組み換え技術も避けて、自然のままナチュラルに食物連鎖を目指すのが目的です。それによって動植物、人間に至るまで、平穏で健全な環境が実現できるという考えです。

分かりやすく言うと、安全な食品を選び心身の健康を保ったり、化学肥料を使用しないことで大気汚染を防いだりすることもオーガニックの目的のひとつということです。

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子どもの未来を豊かにする

オーガニックは様々な分野に存在しますが、一番変化がわかりやすいのは「食」です。

本物の食材の味を小さいころから、食べることで味覚が育ちます。ただ単に出されたものを食べるのではなく、食の自己選択能力をつけてあげます。

アレルギーを持っているお子さんは特に、化学物質の含まれる肥料や農薬で育てられた野菜や果物、添加物の入った食材を避けることが重要になってきます。

中には食材に力を入れた保育園・幼稚園・小学校もあります

食事に力を入れている保育園も数少ないですが、実はあります。ユニークな食育で知られる『高取保育園』の食育をテーマにしたドキュメンタリー映画『いただきます みそをつくるこどもたち』を私は見て、食育、地産地消、環境問題のヒントがたくさん込められていたように思いました。

玄米や納豆、味噌汁を基本とした和食の給食や食育を行っている保育園です。正直食材に拘っている保育園て本当に数少ないと私は感じています。食べることは生きることですから、私は、切実にこのような保育園が増えていってほしいなと思います。

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最後に・・・

私も、すべてをオーガニックにするのは難しく、食材であれば調味料、化粧品であれば「コスメキッチン」などオーガニックブランドを扱っているところで購入するなど、できるところから始めています。

日本はまだまだオーガニック発展途上国だといわれているようですが、日本でもオーガニックがもっと認知され、その素晴らしさを多くの人に届けていければいいなと思っています。

▼安心・安全な食材が新鮮なまま届きます

▼参考

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/

日本食品添加物協会
https://www.jafaa.or.jp/qa